Amadeus

飛ばない翼

幾億万の嘆きは過去に失せ 幾億万の欺きも隠れて
僕らの情熱は嘘にたすけられ 飛ぶことのない見事な翼を備えていくよ

誰が僕を知るや?
誰が君を知るや?
声なき声が空に満ち満ちて
あなたはひとりきり 知る由もない
この世の残酷にさらされてゆくのになぜか笑うよ

ああ見たこともない夢路の果てにあるものを求めて
ただ飛ばぬ翼に十重二十重の飾りをつけてなくしていくのは
僕らの描いた夢だった
きれいな夢だった