Amadeus

空漠とわたし

叙情詩の落日を迎えて きれいな星を夜空に宿せるか
わかりあえずに愛憎の氾濫は
いつか疲れ切った僕たちの夢を流した

あなたのいたこの場所は二度と埋まることのないかなしい空席になって
僕の傍らに在り続けるだろう
あなたと争った日々 憎しみさえ純真に壊れていったあなたが
空漠の広がる僕の心にも痛くて

あなたの残した痕は二度と消えることのないかなしい傷跡になって
僕の思い出に在り続けるだろう
弱すぎたこころに装いは重すぎて壊れていったあなたが
空漠の広がる僕の心にも痛くて